アウグスト・フェルナンデス(21歳・PONS Team #40)がmoto2クラスの世界選手権で初優勝です。
経歴としては、moto3クラスを飛ばし、CEVのmoto2からいきなり世界選手権のmoto2クラスにやってきたライダーです。
さかのぼれば2018年シーズン、motoGPクラスからmoto2に降格のエクトール・バルベラが当然のように(?)ポンスチームのエースについたわけです。
しかしバルベラはシーズン前半から成績不振が続き、しかもそんな矢先、またまた不祥事を起こして、なんと4回目の逮捕。
チーム側は『待ってました🤣』とばかり、その翌日か翌々日にバルベラの解雇発表をしましたね。
ポンスチームのエースナンバーであるゼッケン40番は、スペインのラジオ番組であるLos40(ロス・クワレンタ)のスポンサーナンバー。
ここ最近では、ポル→ビニャーレス→リンス→クアルタラロ・・・と
現在最高峰クラスで活躍中のライダーを続々と送り出しています。
↓今回のオランダGPのmotoGPクラス予選トップ3。みんなmoto2ではロス・クワレンタ出身です。
その名門のシートをアウグストは急遽、受け継いてしまったわけです。
今所属しているシートが巡り合わせだったとか、今回の優勝がだいぶ繰り上がってラッキーだったとは言え、最終的には堂々の実力💪💪で勝ち取ったわけです。
さあ、これからが真の腕の見せ所ですね。